若い世代の声
筒井渓祐さん 27 会津大コンピュータ理工学部→東邦情報システム(福島市)
福島市の東邦情報システムの筒井渓祐さん(27)は、東邦銀行の行員向けのシステム開発を担当しています。会津大で学んだ基礎が、仕事の自信につながっていると力を込めます。

―システムエンジニアを志したのはいつですか。
「プログラミングには興味があったのですが、小学校から高校まで陸上中心の生活を送っていたので、仕事として意識したことはありませんでした。高校3年の最後の大会を終えたころ、プログラミングで拡張できるゲームに夢中になり、構築する楽しさを知ったのがきっかけです。国公立大学に進路を絞り、コンピューター分野で高い専門性のある会津大の受験を決めました」
―学生生活について教えて下さい。
「高校時代は文系で物理の知識がなかったため、力学や電磁気学の授業には苦労しました。全く理解できなくてつらい時、助けてくれたのは仲間です。得意なプログラミングを教える代わりに親身にサポートしてくれ、乗り越えることができました。在学中にコロナ禍になったため、学生同士の交流は減ってしまったのですが、その前に開いた鍋パーティーは忘れられない楽しい思い出です」
―県内企業への就職を選択しました。
「進路を考えていた大学3年の秋、初めてドライブに行ったのが磐梯吾妻スカイラインでした。早朝に着いたのですが、眼下に広がる雲海と紅葉のコントラストに目を奪われ、福島で働きたいという思いが湧き上がりました。福島は、協力し合って生きていくという実感を最も得られる場所のような気がします。人と人との距離感もちょうど良いのかもしれません」
―今の仕事について教えて下さい。
「銀行の行員が使うシステムの構築や運用をしています。システムの専門家である私たちと、銀行業務のプロである行員には、それぞれの常識があり、認識にも差があります。良いシステムを構築するには、私たちが行員の業務を深く理解し、その差を埋めていくことが大切です。互いにとって良い着地点を見つけられるよう、経験を重ねていきたいですね」
ここが大好き!キャンパスライフ「学生食堂」
仲間と互いの苦手な分野を教え合った思い出の場所です。学生は学習意欲が高く、自分も負けられないと刺激を受けながら勉強を頑張ることができました。24時間コンピューターを利用できる学内の環境も魅力の一つです。


