福島で開こう未来のドアを 建築設計・石塚虹さん(会津大短期大学部卒)

福島で開こう未来のドアを 建築設計・石塚虹さん(会津大短期大学部卒)

若い世代の声

石塚虹さん 21 会津大短期大学部産業情報学科デザイン情報コース→オルタナティブデザインスタジオ(郡山市)

 

 郡山市にある設計事務所オルタナティブデザインスタジオで働く石塚虹さん(21)の目標は2級建築士。地元の須賀川市で施設を設計する夢に向けて奮闘しています。
 

画像

 

 ―進路を決めたのはいつですか。
 「幼い頃から絵を描いたり、建築物を見たりすることが好きでした。イラスト関係の会社で働く、いとこの姿を見て、高校1年の時に将来はデザイン関係の仕事に進みたいと考えるようになりました。オープンキャンパスに足を運ぶ中で、デザインについて幅広く学べることと明るく元気な先輩の姿に引かれ、進路を決めました」
 ―学生生活は充実していましたか。
 「そうですね。短大ではデザイン全般を学ぶことに加えて、グラフィックデザインや工芸、建築などに分かれ専門性を深めます。私が選択した建築の実習では、ユニバーサルデザインに配慮した美術館や、寮の改修などの課題が与えられ、設計を行いました。実習の発表は、施主に計画をプレゼンする形式で行われるため、模型や3D映像の制作もあります。夜遅くまでの作業が多かったのですが、実務に生かせる多くの経験を積むことができました」
 ―どのような経緯で今の職場を選んだのですか。
 「地元の須賀川市に近いことと施工事例を見て決めました。今は先輩の下で店舗を中心に様々な建物の設計を手掛けています。施主との打ち合わせを重ねて図面にしていくのですが、今は施主から生成AIで作ったイメージを示されるケースも増えています。法律など様々な条件の中で、可能な限り施主の要望を生かした設計にできるよう心掛けています」
 ―将来の夢について教えて下さい。
 「2級建築士の資格を取得し、須賀川市の街作りに貢献したいと考えています。市内には古民家カフェなどの改修したお店が数多くあります。古い建物の雰囲気を大切にしつつ、新しい息吹も感じられる町並みに魅力を感じています。私も多くの人が足を運びたくなるような建物を手掛けたいです」

ここが大好き!キャンパスライフ「ゼミ室」

 授業が行われる場所でもあり、学内にいる時はほとんどの時間を過ごしました。建築のゼミの同級生は4人と少人数だったので、みんな仲良し。課題発表の直前など、午後10時ごろまで励まし合いながら取り組んでいました。


画像