いわき市で6年越しに「成人式」 新型コロナ禍で中止 仲間との再会喜ぶ

いわき市で6年越しに「成人式」 新型コロナ禍で中止 仲間との再会喜ぶ

若い世代の声

 新型コロナ禍で中止になった2021(令和3)年の成人式の代わりにと、いわき市が企画した「約束の成人式」は8月14日、市内のアリオスで行われた。参加者は、6年越しの思いを埋めるように仲間との再会を喜び、さらなる飛躍に向けた一歩を踏みしめた。
 式では内田広之市長が「コロナ禍での苦労を一つ一つ乗り越えてきたことが、皆さんの大きな力になると確信している。いわきの未来を支えてほしい」と呼びかけ、永山宏恵市議会議長が祝辞を贈った。
 参加者を代表して佐藤花菜(はなな)さん(25)が「今日という日で『あの日』を取り戻せるとは思っていないが、この5年間そのものまでが失われたわけではない。20歳の時に持っていなかったものを持って、ここに集まることができた」と思いを述べた。
 会場では、参加者が友人らと記念撮影したり、思い出話で盛り上がったりするほほ笑ましい光景が広がった。
 「約束の成人式」は、2021年当時の新成人らから中止となった式典の実施を願う声が市に寄せられたことなどから、市制施行60周年記念事業として開催した。2000(平成12)年度生まれで市内の中学校を卒業した対象3317人のうち、当日午前8時時点で約550人が参加を申し込んだ。(20260815)

【写真説明】 「約束の成人式」で仲間と記念撮影する参加者

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