【ふくしま産業賞受賞企業紹介】相馬屋(いわき)

【ふくしま産業賞受賞企業紹介】相馬屋(いわき)

はたらく

特別賞 相馬屋(いわき)

 コメの集荷・精米加工・小売りなどを手がけ、2023(令和5)年に創業100年を迎えた。同年、楢葉町にパックご飯工場を完成させた。時代を超えて常に事業を変化させながら消費者のニーズに応え続けている。

 単身世帯、高齢世帯の増加により簡単で便利なパックご飯の需要が高まっている状況に着目。災害時の非常食としても活用できるとパックご飯工場の建設に乗り出した。トレーを小型化させるなど省エネを心がけた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を後押ししたいと建設場所には楢葉町を選んだ。

 県オリジナル高級米「福、笑い」やいわき市ブランド米「Iwaki Laiki(イワキライキ)」など本県が誇るコメ文化をパックご飯を通じてPRしている。海外への販路拡大に向けて取り組みを進めている。2024年にスペインに初めて輸出したが、今では常設で販売されているという。

 地域貢献に力を注いでいる。双葉地方広域消防本部と災害時の食料物資提供に関する協定を結んだ。地元企業と連携しながら首都圏に進学した学生を支援する事業も手がけている。

 佐藤守利社長(67)は「受賞は従業員の努力のたまものだ。周囲に感謝し、今後も地域に役立つ企業であり続けたい」と語る。

■メモ
▷創  業=1923(大正12)年
▷社  長=佐藤守利
▷従業員数=15人
▷住  所=いわき市小名浜大原字東田33の1
▷電話番号=0246(73)0078

(福島民報2025年12月30日付掲載)

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