【ふくしま産業賞受賞企業紹介】吉野家ファーム福島(白河)

【ふくしま産業賞受賞企業紹介】吉野家ファーム福島(白河)

はたらく

特別賞 吉野家ファーム福島(白河)

 「IT×農業」を掲げ、情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業に励んでいる。農業者の高齢化が進む中、働く時間、働き手の負担を減らすことで、日本の食を守ろうと取り組む。研修生を受け入れ、次代を担う人材の育成に努めている。

 2013(平成25)年に大手外食系の吉野家ホールディングス(HD)と地元農家の共同出資で設立。農業用ドローンなどスマート農業技術を導入し、コメを中心に栽培している。田んぼごとに収量を計測できるセンサー付きコンバイン、直進作業時に自動でハンドル操作を行うトラクターなどを活用。2025(令和7)年9月、国からスマート農業を活用した生産計画を進める事業所として認定された。

 若い世代が興味を持つ農業の実現を目指す。人手不足が叫ばれる中、毎年新卒者を確保。2018年からは東南アジアを中心に海外から意欲のある若者を受け入れ、研修を行っている。研修を受けた外国人は約80人に上る。

 農場長を務める滝田国男専務(68)は「農業に携わる若者を増やしたい。自分たちの活動が次世代の営農モデルとなったらうれしい」と語った。

■メモ
▷創  業=2013(平成25)年10月
▷社  長=幸重太亮
▷従業員数=16人
▷住  所=白河市表郷金山字竹ノ内35
▷電話番号=0248(33)1510

(福島民報2026年1月8日付掲載)

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