福島アンテナ
音楽の力で「3・11」の記憶をつなぐ「BOUSAI FES(防災フェス)」が7日、郡山市のHIP SHOT JAPANで初めて開かれた。県内外の若者らが音楽を通して災害への備えや震災からの復興を考えた。
郡山市出身の陰山弘暉さん(21)=東京・デジタルハリウッド大3年=が若者が音楽に親しみながら防災意識や被災地の今を学べる機会を設けようと企画した。フェスは陰山さんが社長を務める会社「Yappe(やっぺ)」の主催。陰山さんの熱意に賛同した仙台市発の「鉄風東京」や東京都を拠点とする「ルサンチマン」「anewhite」のバンド3組がステージに立った。
演奏の合間に出演者は防災に関するトークを繰り広げた。「あの日を絶対に忘れてはいけない」「経験を伝え続ける」「この街で生きていく」。力強い呼びかけに、集まった約100人が聞き入った。
陰山さんは「防災グッズの購入など、備えの一歩を踏み出すきっかけに、このイベントがなったらうれしい」と充実した表情を浮かべた。今後も県内と都内を拠点に防災フェスを継続させていく方針。


