福島アンテナ
サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)の選手らは11日、田村市の田村森林組合を訪れ、育林活動を体験した。福島Uを運営するAC福島ユナイテッドは、国内初となる完全木造のホームスタジアム建設を目指している。(16面に関連記事)
地域参加型の「みんなでつくるスタジアム」の一環。AC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長をはじめ、福島Uの寺田周平監督や三浦知良選手ら全選手とスタッフが約80人が参加した。
小山淳最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)ロボットを活用した新スタジアム建設構想を解説し、スタジアム周辺に武道場を設けて気軽に運動などを楽しめる場にしていきたいと話した。「循環型完全木造スタジアムで、チームと福島を世界に発信していきたい。地域の皆さんとつくり、親しんでもらえる施設にしたい」と意気込んだ。田村森林組合の管野孝専務らは国際基準認証木材や森林経営などを説明した。
木材加工施設では、丸太から製材する工程を見て回った。田村森林組合が管理する山林では、杉の木の伐倒を見学。組合の職員がチェーンソーを使って22メートルほどのスギを切り倒すと歓声が湧いた。切り株の年輪を「60歳ぐらい」と説明を受けると、チームメートから「カズさんと同世代だ」などの声が上がった。
三浦選手らは斜面の雑草を刈り取る作業も体験した。三浦選手は「世界が注目する取り組みで震災・原発事故を受けながらも立ち上がってきた福島の力になれたらうれしい」と話した。(20260512)
【写真説明】 除草作業を体験する三浦選手=11日、田村市


