福島アンテナ
人工知能(AI)技術はとても進化している。今や、人間が作ってきたさまざまなものに近いクオリティーになってきた。私にはこれが少し不快だ。
AIという人間の知識の結晶、果てしない努力とアイデアの産物を否定はしないが、現代において見過ごせない問題があると思う。
生成AIは画像、動画、文章に音楽、果ては架空の人物さえも作り、本来存在しない人との会話まで実現できる。これが怖い。制約も制限もないのだから、どんなものでも作ってしまえる。それが人を傷つけるものであっても。
ありもしないうそをでっちあげてAIで本当にあったように見せるフェイクニュース、人が描いたと言ってAIによるイラストを掲載するなどということも日常的に起こっている。どんな情報もAIで作った偽物なのではないかと疑って生きなければならない時代になってしまった。
だが、悪いのはAIではない。憎むべきはAIを悪用する人間である。一人一人がAIをどのように使うべきかを考え、共有し合い、改めない限りAIは人類にとってまだ早いのではないだろうか。(20260523)

