「蔵の宿MARUTOKO」営業強化策を探る

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「蔵の宿MARUTOKO」営業強化策を探る

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 東邦銀行喜多方支店・塩川支店は喜多方市の山中煎餅本舗が運営する蔵の宿泊施設「蔵の宿MARUTOKO」の営業強化策などについて行員からアイデアを募りました。

 アイデアに基づいて、渡部ひとみ代表と行員らの意見交換が8月21日、同支店で行われました!

 当日はとうほう地域総合研究所(とうほう総研)の矢吹光一理事長、東邦銀行喜多方支店・塩川支店の佐藤睦浩副支店長らが意見交換に参加しました。行員からは「蔵への宿泊は貴重な体験となる。PR方法を工夫するのはどうか」「宿泊者のターゲットを明確にした方が良いのではないか」などの提案がありました。

 山中煎餅本舗の本業であるたまりせんべいの製造については「酒蔵と連携してPRするのはどうか」などの意見が上がっていました。

 渡部代表は「より効果的な宣伝方法を検討していきたい」と意気込みを述べました。

 築120年以上の蔵を改装した宿泊施設は2023(令和5)年にオープンし、山中煎餅本舗に隣接しています。歴史的建造物を後世に残すとともに、観光客の滞在時間を長くし、喜多方の魅力発信につなげる狙いがあります!

 山中煎餅本舗は、第10回ふくしま経済・産業・ものづくり賞(ふくしま産業賞)で夢スタートアップ賞を受けました。福島民報社、とうほう総研、県信用保証協会が来年3月まで経営を後押ししています。

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