福島県が大規模マッチングイベント 年内にも開催

福島県が大規模マッチングイベント 年内にも開催

福島アンテナ

少子化対策推進へ

 県は若者の出会いや結婚を支援するため、年内にも男女100人以上が集まる新たな大規模マッチングイベントを県内で開催する。出会いの機会を創出し少子化対策の推進につなげる。内堀雅雄知事が1日の定例記者会見で明らかにした。
 詳細は調整中だが、結婚相手を探す「婚活」よりも恋人を探す「恋活」に重きを置く。大規模開催によって参加へのハードルを下げる狙いもある。イベント前後にも交際が円滑に進むよう伴走支援する。具体的な内容は民間事業者を募って考案する。
 県は2023(令和5)年度から県内の各市町村と連携し婚活イベントを開催している。これまで年間10回程度を実施してきたが、参加者は20~30人規模が中心だった。今年度も同様の事業を継続し、若者に対して多様な出会いの場を提供していく方針。

■知事「強い危機感」 本県の人口減少数と減少率過去最大受け
 2025(令和7)年国勢調査の速報値で本県の人口減少数、減少率とも過去最大となったのを受け、内堀知事は定例記者会見で「大変厳しい状況だ。強い危機感を持っている」との認識を示した。
 内堀知事は全国的に自然減と社会減が続いており、本県でも「長期的な人口減少傾向は避けられない」と分析した。各市町村や民間企業など関係機関と連携し、出会いから結婚、出産、子育てまでの切れ目ない支援の充実や、県内企業で働く若者の確保などを進める考えを強調した。「人口減のスピードをできる限り緩やかにできるよう努力を重ねる」と語った。
 速報値では2025年10月1日現在の本県人口は戦後の調査で最少となる171万1937人となり、2020年の前回調査と比べて12万1215人(6・6%)減った。(20260602)