福島アンテナ
県内の2025(令和7)年の合計特殊出生率は1・14で、6年連続で過去最低となった。前年からの下げ幅は全国平均と同じ0・01ポイントで、低下に転じた2017(平成29)年以降で最も小さかったものの、少子化に歯止めがかからない状況が続いている。出生数は7842人で初めて8千人台を割り、10年連続で過去最低を更新した。
本県の出生数と合計特殊出生率の推移は【グラフ】の通り。出生数は前年より374人減った。婚姻数と婚姻率の全国平均が上昇した一方、本県の婚姻数は5484組で前年より11組減った。婚姻率は人口千人当たり3・2人と変わらなかった。
県こども・青少年政策課の遊佐周平主幹は婚姻数の伸び悩みが出生数の減少に直結していると分析し「非常に厳しい結果だ」と危機感を示す。背景には、進学や就職のタイミングでの若い女性の県外流出や晩婚化・晩産化の進行、結婚・出産への負担感、価値観やライフスタイルの多様化などが総合的に関係していると見ている。(20260604)


