学びを未来の防災へ 県と福島大啓発事業

学びを未来の防災へ 県と福島大啓発事業

福島アンテナ

 県は6月16日、福島大と連携した防災啓発事業を始めた。学生が県内外で過去の災害について学び、得た知見を防災の取り組みに生かす。
 「そなえるふくしま推進事業」の名称で実施し、学生は7月から8月に災害を経験した県民の声を聞く。9月末に石川県を訪れ、能登半島地震からの復興の状況を視察する。視察やワークショップで得た気付きは、11月に開催予定の県総合防災イベントで発表する他、報告書にまとめる予定。
 初日は県庁でワークショップを行い、学生ら約20人と福島大行政政策学類の西田奈保子教授(行政学、都市・地域政策)が参加した。県の担当者が「若者は体力、柔軟な発想があり、災害時の主力となる。災害が頻発化・激甚化する中で未来の防災につなげてほしい」と込めた思いを語った。
 県庁内の危機管理センターを見学し、備蓄倉庫や防災用品を見て回った。県危機管理課の職員が、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故、台風、雪害など県内外で起きた災害を解説し、「自助」「共助」の重要性を強調した。(20260617)

【写真説明】 防災について理解を深める学生

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