福島県知事選 10月8日告示、25日投票

福島県知事選 10月8日告示、25日投票

福島アンテナ

 県選管委は18日、11月11日の任期満了に伴う知事選の日程を10月8日告示、25日投開票と決めた。次の任期は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興に向け、重要課題の解決に道筋を付ける第3期復興・創生期間と重なる。急激な人口減少への対策、経済活性化、地域振興策などを含め、山積する課題に挑むリーダーを決める選挙で、候補者、政党は県政への関心を高める活発な論戦が求められる。
 県内では2045年3月までの除染土壌県外最終処分の工程が具体化しないなど復興を巡る課題は多い。2025(令和7)年国勢調査(速報値)では昨年10月1日時点の本県人口は5年前の前回調査と比べ12万1215人少ない171万1937人となり、戦後最少を更新。物価高の中で暮らしの支援を必要とする声は多い。候補者には復興を推進し、人が集い一層暮らしやすい県にするための具体的な施策の提示が求められる。
 知事選の投票率は2010(平成22)年に初めて5割を下回り過去最低の42・42%となって以降、4割台で推移している。2022年の前回は42・58%で、過去2番目に低かった。県選管委は、2月の衆院選で若い世代の投票率が伸びた点に着目し、県内各市町村選管委と連携し、交流サイト(SNS)を活用した情報発信に力を入れる方針だ。
 知事選を巡っては、現職内堀雅雄氏(62)=無所属=が23日開会の6月定例県議会冒頭の所信表明で4選に向けた立候補の意思を示す見通しとなっている。内堀氏の立候補表明を受け、県内各党の動きが本格化するとみられる。共産党県委員会や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は独自候補の擁立に向け、人選を進めている。いずれも無所属新人で自営業の長谷沼邦彦氏(59)=埼玉県春日部市=と、金山屯氏(86)=白河市=が立候補を表明している。(20260619)