【ふくしま産業賞受賞企業紹介】共和建商(白河)

タグ: ふくしま産業賞 共和建商 福島ではたらく
【ふくしま産業賞受賞企業紹介】共和建商(白河)

はたらく

特別賞 共和建商(白河)

 19回目は第10回ふくしま産業賞で特別賞を受けた共和建商(白河)です!

 気圧の変化で血流を改善し、体調の調整や疲労回復につなげる「調圧ルーム」の開発、製造、販売を行っています。

休養や抗疲労を進めるリカバリー市場は成長が続いており、建設機械レンタルや仮設足場が主力だった共和建商の新たな事業の柱となっています。

 調圧ルームは減圧と加圧を繰り返すことで、体内に取り入れる酸素量を増やし、血流を改善させる仕組み。これまでの酸素カプセルとは異なる発想です。

時間は1回約50分。2018年には発明協会から発明奨励賞を受けました。

 スポーツ選手のコンディション調整に役立てる実業団や学校も多いです。東邦銀行陸上部や学法石川高校はその一例です。

 県内企業が開発した調圧ルームとの出合いがきっかけでした。

現在はルームに関する業務全般を担っています。製品は1人用や3人用がありますが、顧客の要望に応じて対象人数に柔軟に対応しています。

 年間十数台の販売実績もあります。

 知名度向上のため、国内のイベントやフェアに出展を続けています。

都内開催のジャパン・スポーツ・ウイークには2022年から3年連続で出展しました。

 増子国安社長と増子公夫会長は「認知度を高めて製品を広く普及させたい。幅広い年代、職種の人の健康増進につなげていきたい」と話しています。

 (福島民報2025年1月8日付掲載)

画像