県知事選 内堀氏4選立候補表明 「福島の進むべき道示す」

県知事選 内堀氏4選立候補表明 「福島の進むべき道示す」

福島アンテナ

 任期満了に伴い10月8日告示、25日投開票で行われる知事選で、現職内堀雅雄氏(62)=無所属=は6月23日、4選を目指して立候補すると正式に表明した。同日開会した6月定例県議会冒頭の所信表明で「これからも福島の進むべき道を示し、先頭に立って挑戦を続けていくことが知事としての使命だ」と述べた。

 内堀氏は約28分間の所信表明と議案説明のうち、締めくくりの約4分間で知事選に向けた自身の態度を明らかにした。東京電力福島第1原発事故に伴う避難地域の再生、廃炉、風評への対応などの困難な課題が山積している「進行形の危機」と、急激に加速する人口減少という「目の前の危機」を挙げ、「こうした厳しい状況にあるからこそ、これからも県民の思いや苦しみ、未来に向けた切なる願いを胸に刻みながら先頭に立って挑戦を続ける。全力で未来を切り開いていく決意だ」と強調した。
 本会議終了後、報道陣の取材に対し、県議会冒頭で立候補を表明した理由について「県議会は伝統と格式のある大事な場。県民のそれぞれの地域の代表である県議会議員の前で、どういう思いで臨むかを明確に示したかった」と説明した。過去3回の知事選と同様に政党の公認や推薦を受けずに無所属で立候補すると明らかにした。
 内堀氏は長野市出身。東京大経済学部卒。1986(昭和61)年に旧自治省(現総務省)入省。2001(平成13)年に本県に出向し、生活環境部長や企画調整部長などを歴任し、2006年12月から副知事を務めた。2014年の知事選で初当選。2022(令和4)年の前回は約57万6千票を獲得して3選を果たした。内堀氏は過去3回全てで「県民党」を掲げて無所属で立候補し、与野党相乗りの支援を受けて大勝した。
 知事選には、いずれも無所属新人で自営業の長谷沼邦彦氏(59)=埼玉県春日部市=と、金山屯氏(86)=白河市=が立候補を表明している。(20260624)