会津藩士の娘 高木時尾に光 若松の日高さん ボイスドラマ制作

会津藩士の娘 高木時尾に光 若松の日高さん ボイスドラマ制作

福島アンテナ

 戊辰戦争 女性目線で

 会津若松市七日町通りで地酒バー「蔵斗(くらっと)」を営む日高光昭さん(63)は、会津藩士の娘・高木時尾を主人公にしたボイスドラマの制作に乗り出した。戊辰戦争を女性目線で描き、歴史に名を残した人物だけでなく、その時代を懸命に生きた女性たちにも光を当てる試み。

 時尾は新選組幹部として活躍した斎藤一の妻となった人物。1846(弘化3)年、会津藩大目付の娘として生まれ、16歳で藩主松平容保の義姉照姫の祐[ゆう]筆[ひつ]を拝命した。新島八重の幼なじみとしても知られ、八重が男装する際には髪を切ったとも伝わっている。
 ボイスドラマは、時尾をキャラクターとして広く発信するプロジェクトの一環として企画。物語には時尾をはじめ、八重、日向ユキの3人の女性が登場する。3人は幼なじみで、時尾の祖母のもとで裁縫を学んだとされる。戦争に翻弄されながらも生き抜いた女性たちの姿を描く一方、日常のガールズトークも盛り込み、親しみやすい作品を目指す。
 作品のメインビジュアルやキャラクターデザインは浅川町出身で、テレビアニメ「キングダム」のエンディング作画などを手がけたイラストレーターむつみ弘英さんが担当した。声は地元の声優を目指す若手を起用する予定。
 日高さんは「キャラクターをきっかけに会津のファンを増やしたい」と話している。

■CF募る 16日まで
 7月16日午後11時まで、制作資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施している。CFサイト「READYFOR」(https://readyfor.jp/projects/166845)で受け付けており、目標額は138万円。(20260628)

【写真説明】高木時尾を主役としたボイスドラマの制作に取り組む日高さん

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