東北ユースオーケストラ12期 来春の公演へ向け初の合同練習

東北ユースオーケストラ12期 来春の公演へ向け初の合同練習

若い世代の声

  東日本大震災で被災した福島、宮城、岩手3県出身・在住の児童から大学院生までで構成する東北ユースオーケストラ(TYO)の2026(令和8)年度の顔合わせと第1回合同練習が5日、福島市の民報ビルで行われた。来年3月に福島市と東京都で予定している演奏会に向け、ハーモニーを磨き上げていくと決意した。
 TYOは故坂本龍一さんの震災復興支援プロジェクトとして2014(平成26)年に発足し、今年度の団員は92人で12期となる。月に1回程度、福島市で練習する。顔合わせには団員や関係者合わせて約80人が出席した。押木正人代表理事が「TYOの演奏は人に勇気を与える。周囲の人に感謝の気持ちを持って、演奏に臨んでほしい」とあいさつした。協賛するJA共済連福島事業企画部の阿部晃樹部長が団員を激励した。
 団員らは団の成り立ちや今後の日程などを確認し、自己紹介をした。指揮者の篠崎史紀さんの指導を受け、チャイコフスキーの「白鳥の湖」などを真剣なまなざしで練習した。2期連続でキャプテンを務める奥山愛唯さん(宮城教育大教育学部4年)は「今まで多くの人に活動を支えてもらった恩を演奏で返したい。本番に向けて鍛錬を重ね、個性を出していく」と意気込んだ。(20260706)

    【写真説明】 合同練習に励む団員ら

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