トイレ清掃で心磨く イズムフーズ 郡山五中で15年ボランティア

トイレ清掃で心磨く イズムフーズ 郡山五中で15年ボランティア

はたらこっと

 ―便器を磨き、自分の心を磨く。定食チェーン「旬菜うちごはん菜々家」などを展開するイズムフーズ(郡山市)は郡山市の郡山五中で15年間にわたり、ボランティアでトイレ清掃を続けている。卒業生の大高健吾社長(44)や社員らがほぼ毎月、母校を訪れ、地域貢献と人材育成の思いを胸に活動している。
 大高社長は2007(平成19)年の会社設立から間もなく、母校で奉仕活動を始めた。きっかけはヨークベニマル名誉会長で、伯父の大高善興氏から受けたアドバイスだった。清廉な企業風土の醸成や社員の人間力向上のため、トイレ清掃を通して「心を磨く」重要性に感銘を受けた。
 イズムフーズは企業理念に「善いことを徹底して継続する」を掲げる。トイレ清掃を通し、社員は目の前の汚れと向き合い、嫌なことから逃げない姿勢や成長に欠かせない謙虚さを養っているという。
 大高社長と社員ら6人は7日朝、郡山五中を訪れ、体育館のトイレで便器を一心に磨き上げた。桑名秀和校長は「生徒は地域の大人の背中を生きた教材として学びを得ている。生徒のボランティア精神を育み、次世代への好循環を生んでいる」と感謝した。(20260708)


【写真説明】 母校の便器を磨き上げる大高社長(手前)

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