福島アンテナ
矢祭町は、福島民報社が発刊した「震災・原発事故 あぶくま抄150選 コラムで振り返るふくしまの15年」を購入し、7月7日に矢祭もったいない図書館で納入式を行った。町内の中学生と小学5、6年生の全216人に配り、授業で活用する。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故への学びを深めてもらおうと、矢祭中と矢祭小計5学年への配布を決めた。地域の読書リーダーを養成する「矢祭子ども司書」講座の授業などで、教材として役立てる。
納入式では、福島民報社の菅野龍太論説委員長が「矢祭町が進めている子どもの読書推進施策は、全国から注目を集めるソフトな地方創生事業の好例と言える。児童生徒にぜひ、被災した県民の思いが詰まったコラムを読み込んでほしい」とあいさつし、「大災」のテーマから厳選した「あぶくま抄150選」を紹介した。
佐川正一郎町長は「コラムは新聞の神髄と言える。あぶくま抄からは記者の思いと同時に、時代の思いを感じ取れる。子どもたちもぜひ、震災・原発事故への関心を深めてもらいたい」と応じた。菊池篤志町教育長、緑川宏子もったいない図書館長が同席した。あぶくま抄150選は図書館にも備え付ける。(20260708)
■県内書店などで扱い
「あぶくま抄150選」はA5判132ページで、定価は1000円(税込み)。県内書店、福島民報社の本社、支社、支局、福島民報販売店などで扱う。問い合わせは福島民報社事業局出版部 電話024(531)4182(平日午前10時~午後5時)へ。
【写真説明】 「あぶくま抄150選」を手にする(前列左から)菊池、佐川、緑川の各氏


