一息つける場所に Uターン 塙出身の生方志弥さん(25) JR磐城浅川駅前つながるBASE カフェ出店 パスタやコーヒー味わって

一息つける場所に Uターン 塙出身の生方志弥さん(25) JR磐城浅川駅前つながるBASE カフェ出店 パスタやコーヒー味わって

ドアを開いた人たち

 浅川町のJR磐城浅川駅前の交流施設つながるBASE内に「ma 珈琲と焼き菓子」がオープンした。町内では数少ないパスタやコーヒー、スイーツを味わえる喫茶店だ。
 古い米蔵を改装した店内は優しい明かりに照らされ、流れるジャズが落ち着いた雰囲気を醸し出す。Uターンして出店した塙町出身の生方志弥(もとや)さん(25)は店のコンセプトを「ほっと一息つける場所になれば」と説明する。
 両親が公務員で、自分も公務員を目指して学法石川高から中央学院大法学部に進学した。ただ、卒業が近づくにつれ「公務員」が本当にやりたいことか悩み始めた。
 小さい頃から料理やお菓子作りに取り組み、友達や学校の先生に食べてもらい喜ばれるのが好きだった。コロナ禍で大学に通えない間はパン作りにはまり、パスタ屋でアルバイトも経験した。
 就活では公務員になるのをやめた。代わりに受けた大手パン会社の結果は、不合格。「あまり悔しくなかった。じゃあ別のジャンルに挑戦しよう」と思い、2024(令和6)年にキッチン担当を募集していた茨城県大子町の有名カフェに就職した。
 元々、「地元に帰って地域に貢献したかった」という生方さん。店でカフェ営業や調理を学びながら、地元出店に向けて情報を集めていた時、将来的に飲食店を経営したい人向けの「チャレンジキッチン」がつながるBASEにできると知った。知人を通じて誘いを受け、出店を決めた。
 店では町内の円谷製麺の麺を使ったパスタや手作りのスイーツ、こだわりのコーヒーなどを提供。なるべく地元の食材にこだわっているという。「来てくれた人が『良い一日になった』と思ってもらえるような場所にしていきたい」と話した。

・住所 浅川町浅川本町西裏47の1
・営業時間 金・土曜日 午前11時~午後2時、午後3時~7時
 日曜日 午前11時~午後2時、午後3時~6時
 月曜日 午前11時~午後3時(20260711)

【写真説明】 店でコーヒーを提供する生方さん

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