福島アンテナ
郡山市の国際アート&デザイン大学校(A&D)は、京都芸術大通信教育部と連携し、学生が大学卒業資格を得られるようにする。A&Dでの2年間の教育課程を終えた後に新設の「大学編入科」に進み、併せて京都芸術大通信教育部に入って卒業すれば「学士」の学位を取得できる。通信教育なので郡山にいながら大学の講義を受けられる。協定締結式を7月3日、A&D校内で行った。
大学校の実践的な技術教育という強みに、教養や理論研究など大学教育の特徴を融合させ、学生の知的探究と進路選択の幅を広げる。A&Dの学生はデザイン、イラスト、動画制作、音楽などを学んでおり、京都芸術大の教育課程と親和性があるとして連携先に選んだ。A&Dによると、東北の専門学校・大学校では先駆的な取り組みとなる。
大学編入科は設置済みだが、学生の受け入れは2027(令和9)年度から。学生はA&Dでの2年間で「専門士」の称号を取得し、大学編入科に入る。京都芸術大の講義は自宅やA&D校内でオンラインで受ける。学生は合計4年間の学びで学士を目指す。
締結式にはA&Dの市田比佐浩校長と京都芸術大通信教育部の石神裕之学部長が出席し、協定書を交わした。市田校長はA&D卒業生の県内就職率の高さに触れ、「県内経済にも大きく貢献できると期待している」と述べた。石神学部長は「学生がより深く学んでくれると信じている」と語った。(20260704)
【写真説明】 協定書を交わす市田校長(左)と石神学部長


