福島アンテナ
いわき市の東日本計算センターと福島高専は、複数の草刈り機を同時に運用できる自動運転システム「AWCS(Automatic Weed Cutting System)」を共同開発した。7月23日に同市の夏井川サイクリング公園でデモンストレーションを行った。
近年の猛暑や作業者の高齢化で、草刈り作業の熱中症リスクを少しでも減らそうと企画した。同システムは複数台の草刈り機をタブレット端末1台で制御でき、作業者の省力化につながる。無線操縦型の草刈り機に命令を中継する専用装置を取り付けると、使用できる。メーカーと連携して調整すれば、さまざまな機種に対応できるという。
事前に測量した地図情報に基づいて動く「マップ方式」を採用した。福島高専の芥川一則特命教授によると、この方式を農業機械に活用するのは県内初という。機体が走行して経路を記憶する「ティーチング方式」より低コストで導入できるという。
今後はシステムの製品化を進め、公共工事などへの応用を目指す。林業や稲作など、幅広い分野への展開も視野に入れている。(20260724)
【写真説明】 草刈り機の自動運転を披露したデモンストレーション


