鏡石町ふるさと納税返礼品に岩瀬農高生産物 ブドウ、ジャムなど8品目 「GGAP」日本一を全国に周知

鏡石町ふるさと納税返礼品に岩瀬農高生産物 ブドウ、ジャムなど8品目 「GGAP」日本一を全国に周知

若い世代の声

 鏡石町の岩瀬農高は実習で栽培したナシやブドウの他、加工品のジャムをふるさと納税の返礼品として登録した。同校が誇る生産管理の国際認証制度「グローバルGAP(GGAP)」取得品目数日本一の認知度向上につなげる。同校によると県内農業高の学校生産物の返礼品登録は会津農林高に続き2例目で、加工品の取り扱いは初という。

 7月29日、校内の農場で発表会を開いた。返礼品にはGGAP認証を受けたブドウ3品種とシャインマスカット、ナシ2品種、県ブランド米「福、笑い」の他、同認証を受けたリンゴを使ったジャムなど全8品目を登録した。8月からポータルサイト「ふるさとチョイス」で受け付けを始める。ブドウは8月中旬、ナシは同下旬から発送する。
 返礼品登録への取り組みは昨年冬ごろに町からの依頼を受けて始まった。品質維持や栽培量に限界があることから一度は見送ったが、東日本大震災発生から15年の節目に県産品の安全性を周知する絶好の機会として今年度から事業をスタートさせた。
 同校は世界基準の安全評価で震災の風評を払拭しようと、2014(平成26)年ごろからGGAP取得に力を入れている。2020(令和2)年に18品目で高校単独日本一となり、現在も記録を維持している。
 発表会で木賊正男町長は「安全安心の果物や加工品を全国の方に味わってほしい」、志賀勲校長が「育てた果物は生徒の努力と挑戦の結晶であり自信作。返礼品に選ばれて光栄だ」とあいさつした。園芸科学科果樹専攻班班長の佐藤輝哉さん(3年)は校内の果樹園で収穫間近のブドウの生育確認に励む。「みずみずしく大きく育っている。全国の人に岩瀬農を知ってもらう機会になってほしい」と期待を込めた。(20260730)

【写真説明】 返礼品に登録されたブドウやコメをPRする岩瀬農高の生徒

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