福島第1原発廃炉作業に携わる「ビーエイブル」が上場 東京でセレモニー 復興貢献へ決意

福島第1原発廃炉作業に携わる「ビーエイブル」が上場 東京でセレモニー 復興貢献へ決意

はたらこっと

 東京電力福島第1原発の廃炉作業に携わるビーエイブルは7月29日、東証スタンダード市場に上場した。公開価格の700円を45%上回る1016円の初値をつけ、1316円で初日の取引を終えた。東京都中央区の東京証券取引所で上場セレモニーが催され、佐藤順英(ゆきひで)社長らが原発事故被災地の復興に貢献する決意を示した。

 佐藤社長が東京証券取引所の礒本直樹執行役員から上場通知書を受け取り、ベルを点鐘した。セレモニー終了後、佐藤社長は報道陣の取材に「地域全体の中小企業の活性化につながってほしい。廃炉の最前線の現場に飛び込んでくれた社員に対する恩返しもしたい」と述べた上で、「(上場は)地域の方々や関係する企業の皆さんの成果なので社会に還元していく」と強調した。
 

1991年設立 本社機能は広野町

 同社は1991(平成3)年3月の設立。福島第1原発事故の発生を受け、本社機能を大熊町から広野町に移した。震災と原発事故発生直後は福島第1原発の冷却や安定化の作業に当たり、現在は福島第1原発の廃炉作業などに従事している。再生可能エネルギーの開発や施工、メンテナンスなども手がけている。
 県によると、県内の上場企業は29日現在、ビーエイブルを含め12社となった。(20260730)

【写真説明】 上場セレモニーに臨む佐藤社長(右)

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