若い世代の声
秋田県で開催中の第50回全国高校総合文化祭(全国総文)は第6日の7月31日、自然科学部門の受賞者が発表された。県勢は安積高化学部がポスター発表の部で最優秀賞の文部科学大臣賞、研究発表の部で2位相当の優秀賞・文化庁長官賞に輝いた。物理部は奨励賞に選ばれた。
ポスター発表の部では化学部3年生の中島悠仁さん、竹部知貴さん、小山孝次朗さんがアミノ酸による銅イオンの還元をテーマに発表した。半導体としての活用が期待される酸化銅を研究した社会的意義の高さとその合成経路を解明した点が高く評価された。竹部さんは「評価されて光栄。全国の高校生や先生との議論で新たな視点も得られた」と声を弾ませた。
研究発表の部化学部門に出場した渡辺啓生さん(3年)は、繊維ビニロンの合成に硝酸ビスマスを触媒として活用する研究を発表し、発想力の豊かさが評価された。「ビスマスの結晶の美しさに引かれ研究した。支えてくれた先生や仲間に感謝している」とした。
物理部門に出た物理部の飯塚悠文さんと庭山領斗さん(ともに3年)は「スマートフォンの画面割れを防ぐための持ち方」と題して発表した。飯塚さんは代々引き継いできた研究と語り「先輩たちの思いとともに評価された」とした。
県勢は他に福島高スーパーサイエンス部、会津学鳳高SSH探求部が出場した。(20260801)
【写真説明】 全国で研究成果が認められた(左から)渡辺さん、小山さん、中島さん、竹部さん、飯塚さん、庭山さん


