若い世代の声
南相馬市のアクターズスクール「トモダチプロジェクト」は9月22、23の両日、音楽劇「H/F―How Feel―」を東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開く。東日本大震災で被災した南相馬市、能登地震で被害を受けた石川県輪島市と、東京都杉並区の3都市の子どもが震災や希望をテーマにしたステージを繰り広げる。
8月3日、県庁で開かれた会見でシンガー・ソングライターでトモダチプロジェクト代表の狩野菜穂さんらが記者会見し、発表した。プロジェクトは狩野さんが2012(平成24)年、東京と、被災した浜通りの子どもの音楽やダンスを通した交流を目的に発足。南相馬市と杉並区の二つの拠点で歌やダンスの教室を実施している。2024(令和6)年には輪島市でボランティア活動をした。
音楽劇は地球に降りかかる災害を回避するため子どもたちが協力し合うファンタジー。過去に被災した都市や都心に住む子どもが希望を持って前に進む姿を描く。狩野さんが作曲したオリジナル曲で3都市の児童ら50人が歌やダンスを披露する。石川県輪島市の町野祭り太鼓の演奏も行う。
会見で狩野さんは「被災地の子どもが夢や希望を持ってステージに立つ姿を見せたい」と意気込んだ。所属する杉並区と南相馬市の子ども計9人がステージで発表予定のダンスを披露した。メンバーは8月14日から16日にかけて輪島市で合同合宿を行う予定。
チケットは全席指定でS席5000円、A席3500円、小学生以下2500円。取り扱いはプロジェクトのホームページ https://tomodachi-project.jp/hf
狩野さんは第138期民報サロン執筆者。(20260804)
【写真説明】 公演に向け意気込みを語る狩野さん(中央)


