高校生が廃炉作業の現場確認 7校の11人 福島第1原発視察 15歳のバトン

高校生が廃炉作業の現場確認 7校の11人 福島第1原発視察 15歳のバトン

若い世代の声

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の教訓を次世代に語り継ぐ福島民報社のプロジェクト「15歳のバトン」の高校生被災地視察は8月4日、福島第1原発構内などで行われ、11人が廃炉作業の現場を確認した。
 須賀川桐陽、東日大昌平、尚志、安積黎明、日大東北、会津ザベリオ学園、会津学鳳の7校から参加した。原発構内では視察用のデッキから1~4号機の原子炉建屋の現状や廃炉作業の様子を視察。多核種除去設備(ALPS)など処理水関連設備を巡り、東電担当者から廃炉工程の状況について説明を受けた。天野明佳利さん(日大東北1年)は初めて構内を訪れた。「家族、友人らに学んだことを伝えたい」と話した。
 プロジェクト1年目の今年は県内の高校12校計42人が参加している。1日に双葉、大熊両町、2日に葛尾村などを視察し、9日に最終日を迎える。3年間で県内全ての高校の視察参加を目指している。
 生徒が学んだ成果や感想は後日、福島民報やプロジェクトの公式サイトで発信する。(20260805)

【写真説明】 原子炉建屋を視察する参加者(東京電力ホールディングス提供)

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