若い世代の声
南会津高2年の小山巧真さん(16)=下郷町=は、高校生を対象にした農業に関するアイデアを審査する「高校生が描く明日の農業コンテスト」で最優秀賞に輝いた。家族と一緒に農業に取り組み、下郷中1年時から稲作に挑戦した記録を応募した。科学的なデータを用いて追肥をするなどして収量を大幅に向上させた結果が高く評価され、「将来は就農して次世代の憧れになるような農家になりたい」と抱負を述べた。
タイトルは「『経験と勘』から『技術とデータ』へ」。小山さんは父能弘さんと4・2ヘクタールの水田で稲作に取り組み、田起こしや田植え、稲刈りなどを担当した。鶏ふんを用いて化学肥料を減らした追肥をするなどして、収量を以前の約360キロから約570キロに増やした。今後、ドローンによる病害虫防除や土壌分析などに乗り出し、農業を「稼げるクリエーティブな職業」にしたいとの夢を描いた。
幼い頃から祖父母と一緒に田んぼや畑の仕事をして家業の農業に魅力を感じたという。夏休み中は所属している茶道部の活動が終わった後に作業に当たっている。高校卒業後は進学し、就農する予定だ。
コンテストは公益財団法人セディア財団の主催。全国から788件の応募があった。事前審査、1次審査、最終審査を経て最高賞に選ばれた。8月5日に渡辺隆博校長に結果を報告した。小山さんは「学業と農業を両立して大規模な農家になりたい」と話した。(20260806)
【写真説明】 最優秀賞の賞状を手にする小山さん


