震災・原発事故15年 南相馬市小高区で家屋解体、除染開始 特定帰還居住区域

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震災・原発事故15年 南相馬市小高区で家屋解体、除染開始 特定帰還居住区域

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環境省は6日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域のうち、南相馬市小高区金谷の特定帰還居住区域で家屋解体と除染作業を始めた。工事完了は8月末を予定している。同区域の除染は大熊、双葉、浪江、富岡の各町に続いて5例目。除染範囲は帰還意向のある1世帯の宅地や農地、周辺の林道などを含む約4ヘクタール。範囲が小規模のため、浪江町の特定帰還居住区域の被災建物解体と除染の一環として実施する。6日は解体する家屋から家具などを運び出した。持ち主で南相馬市原町区在住の佐山梅雄さん(68)は「原発事故の発生から15年という月日が経過したが、ようやくスタートしたという感覚。着実に除染と解体作業を進めてもらいたい」と話した。特定帰還居住区域復興再生計画に基づき、2029(令和11)年12月末までに生活インフラの復旧整備が進められる。