知る人ぞ知る存在 樹齢400年「天王山の桜」 二本松市東和 住民が手入れ続ける

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知る人ぞ知る存在 樹齢400年「天王山の桜」 二本松市東和 住民が手入れ続ける

福島のニュース

福島県二本松市東和地域に、地図や看板にも載らない一本桜がある。「天王山の桜」と呼ばれ、善導寺の石段を登った先の津島神社境内に静かに立つ。知る人ぞ知る存在で、今年もひっそりと花を広げて春の訪れを告げている。エドヒガン系で、推定樹齢は400年以上。淡い薄紅色の小ぶりな花を咲かせる。約70年前には地域の子どもが夏休みに桜の下で相撲を取るなどして親しまれてきたが、周辺の学校や施設の減少とともに訪れる人も少なくなった。近隣住民の鴫原俊郎さん(83)は5年前から肥料を与えたり、絡んだつるを取り除いたりするなど手入れを続けてきた。「地域の宝として守り続けていきたい」と熱い思いを語った。【写真】天王山の桜に触れる鴫原さん