福島のニュース
福島県いわき市平下片寄の遍照寺で杉の木が倒れ、下敷きになったほこらと本堂の屋根が壊れる被害があったことが14日、関係者への取材で分かった。木にはのこぎりやチェーンソーのようなもので切られた跡があり、故意に倒された可能性があるという。関係者によると、被害が確認されたのは12日午前9時ごろ。倒れた杉の木の長さは約15メートルで業者に撤去を頼む必要があり、14日現在もほこらと本堂の屋根に倒れたままになっている。寺は12日にいわき中央署に被害届を提出した。寺では約10年にわたって、境内にタイヤや枯れ草などのごみを捨てられたり、お堂の扉を壊されたりする被害も確認されているという。2023(令和5)年に竹元栄教住職が亡くなって以降、長男の隆道さん(55)や総代らで協力して寺を管理してきた。総代長の西郡忠男さん(81)は「良心のかけらもない行為だ」と嘆いた。

