震災・原発事故15年 第4次復興まちづくり計画 人口目標700人に下方修正 双葉町

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震災・原発事故15年 第4次復興まちづくり計画 人口目標700人に下方修正 双葉町

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双葉町は2036(令和18)年度末時点の町内居住人口の目標を「700人」とし、現行計画にある「2030年ごろに2千人以上」から下方修正した。2027年度から10年間の施策の方向性を示す「町復興まちづくり計画(第4次)」の基本構想案に盛り込んだ。20日、町役場で開いた町行政区長会で示した。第4次計画は東京電力福島第1原発事故による避難指示が一部で解除された2022年8月以降、初めて構築する。人口目標700人は認定こども園・義務教育学校を一体化した教育施設(2028年4月開校予定)の整備、産業団地への企業進出などに伴う移住者増加を見込んで推計した。町は第4次計画の期間満了後の人口目標については福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)や産業団地などの波及効果も見据えて「1500人プラスアルファ」とし、将来的に目指す人口規模に大きな変更はないとしている。現行の第3次計画は2022~2026年度を期間とし、避難解除前に策定した。居住人口目標は住民意向調査などを基に算出。解除の3、4年後に1200~1500人程度を目指した。町内の居住人口は1日現在で220人。年々増えてはいるものの、東日本大震災発生前の7100人の約3%にとどまる。資材高騰などで住宅整備の遅れや住宅不足が深刻化し、目標を大幅に下回っている。基本構想案は公的住宅の整備や民間賃貸・戸建て住宅の供給促進などを通して人口増につなげるとした。案を基に事業の方向性を示す「基本計画」、具体的な事業内容を盛り込む「実施計画」を検討する。