福島のニュース
22日午前10時40分ごろ、福島県西郷村鶴生と天栄村羽鳥にまたがる陸上自衛隊の白河布引山演習場で火災が発生し、山林など約16ヘクタールが燃えた。陸上自衛隊福島駐屯地に所属する第44普通科連隊が81ミリ迫撃砲の射撃訓練を実施中、弾着地付近の枯れ葉に火が移り、山林に燃え広がったとみられる。須賀川地方広域消防本部によると、同消防本部と白河地方広域消防本部、自衛隊ヘリが消火活動に当たり、同日午後4時ごろに鎮圧状態となった。火災によるけが人はいなかったという。陸上自衛隊福島駐屯地によると、迫撃砲の弾着地点は予定通りで、訓練の流れなどに不備はなかったという。火災を受け、南利裕数連隊長は「地域の皆さまにご心配をおかけした。原因を追及し再発防止に努める」とコメントした。陸自隊員が熊に襲われけが22日午後4時5分ごろ、白河布引山演習場の火災の消火活動を終えて下山中の30代男性隊員がクマに襲われ、けがをした。2026(令和8)年に入り、県内で熊に襲われた事例は初めて。陸上自衛隊福島駐屯地によると、男性隊員は右腕や左手首をかまれたという。同駐屯地の44普通科連隊で応急手当てを受けた後、白河市の病院に搬送された。命に別条はない。各演習場では昨年からクマの目撃情報が増えていた。福島駐屯地は隊員にクマ対策のスプレーを携行させて訓練を実施している。

