アレルギー有無問わず「おいしい」を 「えほんとおやつ」リニューアルオープン 郡山市安積町 「動物もなか」目玉に

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アレルギー有無問わず「おいしい」を 「えほんとおやつ」リニューアルオープン 郡山市安積町 「動物もなか」目玉に

福島のニュース

福島県郡山市安積町で焼き菓子などを販売する「えほんとおやつchildandmore」は25日、リニューアルオープンした。アレルギーがある長女を持つパティシエ宗像里美さん(37)は「アレルギーがある人にもない人にも、平等に『おいしい』を届けたい」と語る。宗像さんは、アレルギー対応のお菓子を手掛けてきた。今後は米粉など植物性素材のおやつを、小麦や乳製品などで作られた一般的なおやつの代用品ではなく、全ての人に喜んでもらえる「おいしいお菓子」として売り出していく。10年ほど前、生後間もない長女が卵と乳製品アレルギーだと分かった。当時はアレルギーへの理解や情報発信が進んでおらず、長女が口にできる商品が少なかった。わが子に周りと同じようにおやつをあげたい―との思いで、アレルギーが出ないお菓子作りを始めた。これがきっかけで、周囲にもアレルギーで困っている人がいると知った。みんなで食べられるおいしいおやつを作ろうと、5年前の5月3日に店をオープン。卵、小麦、乳製品不使用を前提に、とにかく「おいしさ」にこだわった。クッキーやおからチップス、プリンなど、これまで1人で30品以上を開発してきた。リニューアルの目玉商品は動物の形をしたもなか「あんdeモナ」。開発まで約半年かけた自信作だ。アレルギー特定原材料8品目を使わず、あんバターやいちごあんなど全5種類を作った。「植物性素材のみで作ったからこそ、甘すぎずさっぱりとした味わいを出せた」と自負する。「健康志向が高まる現代で、幅広い人に愛されるお菓子になってほしい」。まな娘への愛情から生まれたやさしいおやつで、多くの人の心とおなかを満たしていく。