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福島県郡山市は、2024(令和6)年度の1人一日当たりのごみ排出量が、前年度比28グラム減の1074グラムとなったと発表した。全国62ある中核市の中で61位となり、5年ぶりに最下位を脱却した。市が独自に集計した2025年度の速報値では、前年度比58グラム減の1016グラムとなっており、このペースで減量できれば2027年度の目標としている970グラムを1年前倒しで実現できる可能性も出てきた。椎根健雄市長が27日、定例記者会見で示した。減少の理由として、生ゴミの水切りなどの協力やリユーススポット事業の展開、小学校でのごみ減量教室などを挙げ、市民、事業者、行政が一体で取り組んできた成果と強調した。市は目標達成に向けて「郡山ごみ減量20%」2026パッケージを掲げた。草木の乾燥、雑紙分別減量、食品ロス削減など毎月テーマを定めて行動を促す「ごみ減量啓発強化月間」の実施や、飲食店などの協力店での「3010運動」や食品ロス削減を呼びかけていくなどとした。2033年度には、全国の中核市の平均値にまで排出量を抑えることを目指す。椎根市長は「市民、事業者の協力があってこそ。行政も一体となって今後ともごみ減量に全力で取り組んでいく」と語った。

