福島県復興祈念公園が開園 震災・原発事故の記憶と教訓後世に 

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福島県復興祈念公園が開園 震災・原発事故の記憶と教訓後世に 

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国と福島県が双葉、浪江両町に整備した県復興祈念公園は2日、開園した。発生から15年が経過した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶と教訓を後世に引き継ぐ拠点となる。初日は献花式を行い、金子恭之国土交通相や牧野京夫復興相、内堀雅雄知事、吉田栄光浪江町長、平岩邦弘双葉町副町長が献花台に花を手向けた。午前11時30分から一般開放され、県内外から訪れた人が復興の現状や、複合災害の被害の実情に触れた。公園の面積は約46・4ヘクタール。「生命(いのち)をいたむ」「事実をつたえる」「縁(よすが)をつなぐ」「息吹よみがえる」の四つのテーマに基づき新設された。このうち、国営追悼・祈念施設は約9・4ヘクタール。床面に水盤がある円筒形の空間を通り、献花台へとつながる構造になっている。公園は当初、4月25日の開園を予定していたが、青森県で震度5強を観測した20日の地震に伴う北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表を受けて延期していた。