福島のニュース
13日に降ったひょうによる、福島県の県北地方を中心としたJAふくしま未来管内の農産物の被害面積は14日時点で、140ヘクタール超まで拡大した。県産果物を代表するモモが全体の約8割を占めている。「献上桃の郷」として知られる桑折町をはじめ伊達市、国見町で被害が深刻で、調査が進めばさらに膨らむ恐れがある。JAふくしま未来が15日、明らかにした。品目別の被害面積はモモが116ヘクタールで最も多く、カキが10・2ヘクタール、リンゴが4・7ヘクタールなど。伊達市や桑折町、国見町では栽培面積の7~9割に被害が生じた農家も多い。出荷できる実がほとんど残っていないケースもあるという。被害は福島市でも確認されている。ナシ、ブドウ、スナップエンドウ、ピーマンなど計11品目でひょうが当たった果実のえぐれなどの傷、枝葉の損傷が見られた。被害面積は降ひょう当日の13日時点から約40ヘクタール増えた。同JAは15日、ひょう被害の対策本部を設け、農家への支援策の検討を本格化させた。三津間一八組合長らが伊達市梁川町や桑折町、国見町の果樹農家を視察した。三津間組合長は「行政と連携した補助事業や、栽培方法の技術指導を検討する」と述べた。13日の降ひょうによる農産物被害は県北以外の県内各地でも徐々に判明している。JA会津よつばによると、喜多方、猪苗代、北塩原の3市町村で約130アールの被害を確認した。露地栽培のアスパラガスが曲がったり、傷がついたりして出荷できなくなった。JA福島さくら管内では田村市船引町でピーマンの苗の葉に穴が開いたという。各JAや県は被害の全容把握に努めている。

