ゴッホに会い福島を知る 県立美術館 早川博明名誉館長、1期振り返る 魅力発掘につながれば 2期「苦悩の中に本領」

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ゴッホに会い福島を知る 県立美術館 早川博明名誉館長、1期振り返る 魅力発掘につながれば 2期「苦悩の中に本領」

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福島市の県立美術館で開催された「大ゴッホ展夜のカフェテラス」の閉幕に当たり、県立美術館の早川博明名誉館長(74)は福島民報社のインタビューに応じた。ゴッホの作品は人を引きつける力があると強調し、「来館者が県立美術館の存在に触れ、県内の魅力も発見する機会になっていたらうれしい」と会期を振り返った。―県立美術館企画展の最多来場者記録を更新した。「県民がゴッホの人生を素直に受け止められる展示会だった。そのシンボルが『夜のカフェテラス』。単なる夜の街の景色ではなく、ゴッホの希望や幸福と、背景にある孤独感が抱き合わせになっていると思う。ゴッホの絵は見方を強制せず、自由な心で見てほしいとのメッセージが託されている。だからたくさんの人がゴッホを好きになり絵を通して彼に会いたいと思うのだろう」―東日本大震災から15年の節目として開かれた企画展の成果は。「ふくしまDCもあり、本県をアピールする絶好のチャンスだった。何かを見に行くことは、さまざまなものが伴う。コレクションも含め美術館の存在に触れる、福島の名所や観光地に出掛けてみる、おいしいものを食べる―。連動して福島の魅力発掘につながれば素晴らしい」―1年後には第2期が控える。「次はゴッホの本領で、彼の突き詰めた姿が分かる。彼は精神障害などに苦悩してきた。苦しみが強ければ強いほど、芸術に対する向き合い方が真剣になって素晴らしい作品が生まれている。ゴッホが何を芸術に求めたか、本質がよく分かる展覧会になり、ますます楽しみ」