福島のニュース
福島県白河市のフランスベッドファニチャー東北工場は、親会社のフランスベッドホールディングス(本社・東京都新宿区)の生産拠点の集約・子会社再編に伴い、6月末で操業を停止する。25日、同ホールディングスや東北工場への取材で分かった。東北工場は木製家具やベッドフレームの生産を手がけており、地元採用を中心とした従業員33人が勤務する。今後、グループ内の他の工場、物流拠点への配置転換を予定している。配置転換を希望しない従業員は民間での再就職を支援する。工場の操業停止後は子会社の製品管理部門として業務を行う。1964(昭和39)年10月に操業開始。60年以上にわたって地元の雇用を支えてきた。1970年代には約300人の従業員が勤務していたが、2016(平成28)年には約50人に減少していた。操業停止について市の担当者は「長年、市の雇用創出を支えていただき感謝している」とコメントした。フランスベッドホールディングスは人口減少に伴い、国内の家庭用ベッド生産の縮小が続いている。収益改善策として昨年9月、フランスベッドファニチャーの親会社への吸収合併と生産拠点の佐賀工場(佐賀県上峰町)の一本化、東北工場の操業停止を決めた。

