福島のニュース
川俣町が整備した「川俣町山木屋地区防災まちづくり拠点施設」は1日、開所した。東京電力福島第1原発事故で一時、避難区域となった地区の防災力強化やまちづくりの拠点として活用する。地域コミュニティーの維持・活性化を進め、復興を後押しする。鉄骨平屋で延べ床面積約550平方メートル。集会スペースや調理室、シャワー室などを完備し、災害時には100人ほどが避難できる。備蓄倉庫と隣接する防災倉庫には水や食料、毛布、簡易ベッドなどを保管し、有事に備える。太陽光発電設備や蓄電池、非常用発電機を導入し、停電時は3日間程度の電力を確保する。約5300平方メートルある敷地には屋外グラウンドも整備され、地区住民の交流の場として活用される。現地で開所式を行い、藤原一二町長が「山木屋地区の帰還や移住・定住を促進させ、さらなる復興を進めていく」とあいさつした。復興庁の志田文毅福島復興局長、高橋道也町議会議長が祝辞を述べた。関係者約50人が出席し、テープカットなどで施設の誕生を祝った。式終了後、出席者らが施設を見学した。

