福島のニュース
ペット防災を専門に活動する一般社団法人日本ペットBLS防災学会(東京都)は21日、福島県いわき市のいわき産業創造館で犬と猫の心肺蘇生法講習会を開く。災害時や緊急時などの救命救急を学ぶ。代表理事の山本大樹さん(45)は「命を守るという観点からペットの心肺蘇生も急務だ」と呼びかけている。山本さんは青森県出身。消防士だった29歳の時に東日本大震災が発生。津波が押し寄せる中、地域住民の避難誘導に当たった。当時の経験から防災の重要性を痛感した。消防士を退職して福島医大と長崎大の共同大学院に入り、災害医学などを学んだ。日本では浸透していないペット防災を広めようと2022(令和4)年に学会を設立。犬や猫の心肺蘇生法を世界基準まで押し上げようと全国で講習会を開いている。実際の心臓マッサージの感触が再現できる機材を使用し、正しい心肺蘇生法を教えている。山本さんは「ペットにとって飼い主は一番の助っ人。万が一に備えて正しい方法を学んでほしい」と話した。講習会は午前10時10分から。受講料は1万3800円。事前申し込みが必要で、学会のホームページから申し込める。

