福島のニュース
福島県三春町の中郷小「滝桜を守る会」は15日、地元にある三春滝桜の種拾いや洗浄作業を行った。滝桜を未来につなぐ活動で、種は乾燥させた後、まいて苗木を育てる。同校は来春、三春小と統合になるため、中郷小としては最後の活動となった。全校児童22人が参加した。滝桜のイラストがプリントされたおそろいのTシャツ姿の児童たちは、普段入れない滝桜の根元まで行き、ブルーシートの上に落ちた滝桜の種が入った実を一つ一つ丁寧に拾い集めた。町職員や三春さくらの会メンバーが種拾いの準備をしたり、アドバイスしたりして協力し、当日はアドバイスするなどした。学校に戻ると、集めた滝桜の実を洗う作業を行った。児童は班ごとに分かれ、水で実の果肉を洗い流して種を取り出した後、乾燥させた。児童たちは活動を通じて名木を守る作業や自然の大切さを学ぶとともに、地域住民との交流を深めていた。乾燥させた種は来年2月から3月ごろに植えるという。歴代、育てた苗木は卒業生にプレゼントしており、今年度は全校生に寄贈する予定。同校の児童たちは、花見シーズンには観光客に滝桜を紹介するボランティア活動を展開するなど、地域の宝・滝桜を守り、育て、魅力を発信する活動を展開している。今年度、県緑の少年団活動コンクールで県教育長賞を受けた。

