福島のニュース
政府は1日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域が設定された7市町村のうち、飯舘村の特定復興再生拠点区域(復興拠点)内で栽培された野菜の摂取制限や出荷制限を解除した。これにより、県内6町村に設けられた復興拠点の野菜の摂取制限や出荷制限は全て解除された。営農再開への大きな弾みになると期待される。飯舘村の復興拠点で摂取・出荷制限が解除されたのはホウレンソウやコマツナなどの非結球性葉菜類、キャベツやハクサイなどの結球性葉菜類、ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科花蕾類。出荷制限の解除はカブの1品目。2024(令和6)年7月に採取した村産のホウレンソウやコマツナなど計35検体を検査した結果、全てで放射性セシウム濃度が食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回り、政府が村などとの協議を経て解除を決めた。復興拠点が設定された富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村には原発事故が発生した直後の2011(平成23)年3月末に摂取制限や出荷制限が出された。双葉、葛尾2町村の復興拠点は2022年4月、富岡、大熊、浪江3町の復興拠点は2023年5月に野菜の摂取制限や出荷制限がそれぞれ解かれた。

