震災の記憶受け継ぐ 福島の清水中 東北大の教育事業 取るべき行動考える

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震災の記憶受け継ぐ 福島の清水中 東北大の教育事業 取るべき行動考える

福島のニュース

福島市の清水中は6月29日、同校で東北大災害科学国際研究所による防災学習を行った。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から15年が経過する中、震災後に生まれた世代として記憶の伝承と災害発生時の対応について理解を深めた。震災の経験を風化させず次世代へ語り継いでもらうことを目的とした東北大の「減災教育『結』プロジェクト」の一環。清水中の総合的な学習の時間で行い、1年生151人が参加した。東北大災害科学国際研究所の保田真理さんが講師を務めた。震災を経験していない生徒たちに対し、当時の被害状況や地震と津波が発生するメカニズムを解説した。グループワークを行い、研究所が開発した防災教材「D―アワタラ」を活用し、発災時に取るべき行動や周囲の人々と協力する重要性について考えた。参加した駒場結希翔さん(12)は「震災を自分事として捉え、次の世代にも語り継ぎたい」と話した。プロジェクトでは、家庭でも意識を高めてもらおうと「持ち歩く減災意識」をコンセプトにした「減災ハンカチ」を配布している。保田さんは「震災の教訓を糧に、次の災害から命を守るための具体的な備えや行動を伝えていきたい」と語った。