ふくしまは負けない/明日へ 都路の「学び」に光 原発事故発生後の学校再開と教育実践 元古道小校長 根内さんら歩みを紹介 双葉の伝承館 5日まで企画展

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ふくしまは負けない/明日へ 都路の「学び」に光 原発事故発生後の学校再開と教育実践 元古道小校長 根内さんら歩みを紹介 双葉の伝承館 5日まで企画展

福島のニュース

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故発生後の田村市都路町の学校再開と教育実践に焦点を当てた企画展が4、5の両日、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館で開かれている。初日はトークセッションを行い、未曽有の大災害による混乱の中で子どもたちの学びの環境を守り、独自の教育を創造してきた歩みを振り返った。伝承館での企画展で都路を取り上げるのは初めて。トークセッションは元古道小(現都路小)校長の根内喜代重さん(67)=田村市都路町=が司会を務めた。根内さんは都路が原発事故の影響で全町避難した際、田村市教委主任指導主事として避難先での授業再開に尽力し、2014(平成26)年4月に学校が都路に戻った際の校長だった。当時の教え子や学校関係者らが登壇し、原発事故発生後の学校生活や地域との関わりを振り返った。教え子は「多くの方が関わってくださり、感謝している。まずはやってみることの大事さを学んだ」と話した。根内さんは「避難生活を経て地域と共に学校づくりに向き合った。その実践は確かに今も続いている」と成果を語った。震災と原発事故発生後の教育実践を記録した根内さんの著書「未来をつくる小学生震災が問いかけた都路の学校と地域」が2025(令和7)年度の福島民報出版文化賞で正賞に輝いたのが企画展のきっかけとなった。田村市の主催、伝承館を管理・運営する福島イノベーション・コースト構想推進機構の共催。震災と原発事故発生後の都路の様子が分かる資料や新聞記事をパネルにして展示している。5日は午前10時からと11時15分から、根内さんが特別語り部として話す。