福島医大(福島市)で学位記授与式・修了証書授与式

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福島医大(福島市)で学位記授与式・修了証書授与式

福島便り


福島医大の学位記授与式・修了証書授与式は25日、福島市の学内で行われ、医学部、看護学部、保健科学部や大学院の計423人が卒業、修了した。
保健科学部の1期生、菅天音さんらが、竹之下誠一理事長兼学長から卒業証書や学位記を受けた。竹之下理事長兼学長は「『しなやかに学び続けよ』という言葉を贈る。皆さんは本日をもって、それぞれの進んできた道の専門家となる。ともに学び続け、社会と知の発展に尽くそう」と式辞を述べた。
在校生代表の江川舞さん(看護学部)が送辞、修了生代表の園部樹さん(医学研究科)、卒業生代表の鈴木陽大さん(保健科学部)が謝辞を述べた。■3人に「光が丘賞」
医学部同窓会
福島医大医学部同窓会は25日、模範となる成績を収めた医学部の卒業生3人に「光が丘賞」を贈った。
寺島凜さん(24)=福島市出身=、松山京佑さん(24)=静岡県富士市出身=、松井菜々子さん(25)=岐阜市出身=が受けた。最優秀者の「後藤新平奨励賞」に寺島さんが選ばれた。福島市で開かれた謝恩会の席上、同窓会長の大戸斉副学長から表彰状を受けた。
寺島さん、松山さんは国見町の公立藤田総合病院、松井さんは郡山市の星総合病院で研修を積む。寺島さんは「賞に恥じない研修生になる。患者に寄り添える医師になりたい」、松山さんは「病気だけでなく、患者自身に目を向けられるようになる」と意気込みを語った。
松井さんは「患者のため、最大限能力を発揮できるよう努力したい」と力を込めた。