「あぶくま洞」内で熟成ウイスキー、4月1日新発売 フルーティーで華やかな香り 福島県田村市滝根町

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「あぶくま洞」内で熟成ウイスキー、4月1日新発売 フルーティーで華やかな香り 福島県田村市滝根町

福島便り


福島県田村市滝根町の観光鍾乳洞「あぶくま洞」は、洞内で熟成させた特別なウイスキーを4月1日に新発売する。同管理事務所によると、鍾乳洞内で熟成させたウイスキーは国内で初めてという。悠久の時がつくりあげた特別な環境で仕上げた商品で、スタッフは「奥深く、神秘的な味を楽しんでほしい」とPRしている。
あぶくま洞の魅力をより多くの人に感じてもらおうと企画した。県南酒販との共同事業で商品は「963ウイスキー
ABUKUMA
CAVE
1st
Edition(アブクマ・ケイブ・ファースト・エディション)」と名付けた。赤ワイン樽にウイスキーを詰め、年間を通じて約15度と変化の少ない穏やかな室温で熟成した。その結果、フルーティーで華やかな香りが感じられる逸品に仕上がった。無ろ過、加水無しで消費者まで届けられる。
アルコール度数は56%、700ミリリットルで税込み1万7600円。250本限定で、あぶくま洞のレストハウス釜山売店で販売する。詳細は今後、あぶくま洞の交流サイト(SNS)でも随時発表していく。