連携の重要性訴える 岩手県大船渡市の山林火災で消火活動 福島県南会津地方広域消防本部隊員の報告会

  • [エリア] 檜枝岐村 只見町 南会津町
連携の重要性訴える 岩手県大船渡市の山林火災で消火活動 福島県南会津地方広域消防本部隊員の報告会

福島便り


岩手県大船渡市の大規模山林火災で福島県緊急消防援助隊として消火活動に当たった南会津地方広域消防本部の隊員による報告会は26日、南会津町の消防本部で開かれた。隊員は地元でも同様の火災が発生する可能性があるため、関係機関の連携が重要になると呼びかけた。
南会津隊として出動した星竜平当直長が写真や動画で、2月26日に発生した火災の様子を紹介した。南会津隊は6次隊まで38人が出動し、消火や後方支援に当たった。強風の中で火の勢いが強まった様子などを語り、「現地の住民から感謝の言葉をかけられ、一生懸命に活動した」と振り返った。
山地が多い現地の地形は南会津地方と似ているため、今後の山林火災に注意する必要があると語った。
平野信之檜枝岐村長、渡部勇夫只見町長らが出席した。主催した県南会津地方振興局の和田正孝局長があいさつし、隊員の貢献をたたえた。(会津版)