福島便り
福島市の花の名所「花見山」で29日、春の到来を告げる今季のオープニングセレモニーが行われた。一時は雨が降るあいにくの天候となったが、ピンクや黄色の花々が観光客らを楽しませていた。
花見山では早咲きのトウカイザクラをはじめ、サンシュユやヒュウガミズキなどが開花している。市によると、ソメイヨシノは4月上旬ごろに見頃を迎える。
セレモニーには観光関係者や近隣の渡利小児童らが臨んだ。木幡浩市長が「花を愛(め)で、おもてなしで心を温めてほしい」と願い、参加者と共に風船を大空に飛ばした。
花見山周辺では4月17日まで、交通規制が行われている。時間は午前7時から午後5時まで。あぶくま親水公園に設けた臨時駐車場からシャトルバスが往復している。JR福島駅東口からは臨時バス「花見山号」が運行している。