福島県田村市長選 白石氏が無投票再選

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福島便り


任期満了に伴う福島県田村市長選は30日告示され、現職の白石高司氏(65)=無所属=が無投票で再選を果たした。2期目の任期は4月17日から4年。
2005(平成17)年3月に滝根、大越、都路、常葉、船引の5町村が合併し田村市が誕生して以降、市長選の無投票は2013年以来4度目。
白石氏は1月の連合後援会会長会・役員会で立候補要請を受け、「前進」をスローガンに基幹産業である農林業の振興や商工業の活性化、危機管理体制の強化、復興の推進などを掲げた。無投票再選を受け、市内への移住・定住の促進、子どもの学力向上などにも意欲を新たにした。
当選証書付与式は4月7日午後1時30分から市役所で行う予定。■支援を推進力に
白石高司氏の話
この4年間、皆さんの声を聞きながら市政を進めてきた。2期目を無投票で当選できたのもみんなの力だ。支援を推進力に、明るく豊かな田村市実現のため、皆さんと共に前に進んでいきたい。そして誰もが笑顔で、誇れる地域にしていく。